太陽光発電への注目は高まっており、戸建て住宅に導入する件数は増加していっています。
しかし一方で、売電価格は下がっていっているのに、今更導入してもあまりメリットはないのでは？と不安を抱いている方も多くいらっしゃいます。
太陽光発電について調べてみると2019年問題についての情報が多く目に付くので、不安を感じるのは当然のことだと思います。確かに売電価格の下落によって太陽光発電の売電収入は年々下がっているので、そこだけを見るとメリットが少ないように感じてしまいます。
しかし、逆をいうと2019年の今が最も高額で売電できるチャンスだとみることもできます。
なぜかというと、現時点で太陽光発電を設置していない人が気にするべきことは、「今後さらに売電価格がさがっていく中で、戸建て住宅は2019年のうちに太陽光発電を設置した方が正解」ではないかということです。
太陽光発電を2019年中に設置する場合と2020年以降に設置する場合では、2019年中の方が売電価格が高いのは明らかであり、だからこそ太陽光発電を導入する大チャンスだといえます。
さらに、今のうちに太陽光発電を導入するメリットは、売電収入だけではありません。
初期費用は2009年当時と比較すると1/2程度にまで安くなってきており、専門店によっては1kＷあたり約20万円で設置ができるところも出始めています。
このように初期費用が安くなってきている背景には、開発技術の向上と需要の増加による大量生産が可能になったことや、海外メーカーの参入などがあるようです。初期費用が安くなることにより初期費用の回収期間が短くなることに加え、2009年当時よりも太陽光システムの性能が向上していて保証内容もよくなっています。
さらに補助金制度も多様化しており、蓄電池に対して補助金をもらえる自治体もあるので、これをうまく利用すればお得に自家消費スタイルに転向できますし、光熱費を削減できるメリットを長期に渡って受け続けることができます。
つまり、2019年以内に太陽光発電を導入すれば今までよりも安く設置できるうえ、2020年以降に設置するよりも高い売電収入を得ることが可能であり、さらに蓄電池を併用すれば、長期に渡って自家消費による光熱費削減もできるということです。
結果として、売電価格が以前より低かったとしても十分に元が取れるということになります。むしろ、自家消費が太陽光発電の本来の姿であり、売電に頼らないエコな生活スタイルに転向できるともいえます。
以上のことから、2019年の今だからこそメリットが多くあり、太陽光発電が導入できる大チャンスだと考えることができます。
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