太陽光発電ついて調べてみると2019年問題に関する情報をたくさん目にするため、導入を検討しようと考えていたのに本当に大丈夫だろうか？と疑問に思う方もいることでしょう。
その疑問を解消するには、2019年問題とはどういった問題なのかということを理解して、どういったポイントで太陽光発電がお得なのかということを考える必要があります。
そこで、2019年問題は実際どういったもので誰に影響があるものなのか、お得と考えられるのはどういったポイントなのかを順をおってみていきたいと思います。
まず、2019年問題についてですが、2019年に太陽光発電の固定買取期間が終了して売電による収益が落ち込む人が出てくることが問題視されているものです。ここで焦らずによく確認しなければいけないのは、2019年問題は太陽光発電を導入してから10年経った人が対象だということです。
つまり、2019年に太陽光発電を導入する場合、固定買取期間が終了するのは2029年となるので、これから導入する予定の人には関係ない問題なのです。
そうはいっても売電価格は下落していっているし、以前ほどの売電収入は見込めないのではないかと思う方もいらっしゃることでしょう。
確かに売電価格は下落傾向にあり、2019年以降はどうなるのか定かにはなっていない状態です。
だからこそ、まだ売電収入が見込める2019年度中に太陽光発電を導入する方がお得だと考えることができます。
そもそも、太陽光発電は売電で収入を得るスタイルから、自家発電した電力を自家消費するという再生可能エネルギー本来のスタイルに転向を始めています。
自家消費のために太陽光発電とともに蓄電池も導入すれば、日中に発電した余剰電力を蓄えておいて夜間に使用することで、売電量を減らして光熱費を抑えることに繋げることができます。
結果的に出費が抑えられるようになるため、手元に残る利益は売電に頼っていた頃とあまり変わらないと考えられます。つまり、利益を得る方法が変わっただけともいえます。
さらに、今だからこそ太陽光発電がお得といえる理由が他にもあります。
それは、売電価格が下がることに伴って、太陽光発電システムの価格自体も低下しているということです。
また、技術の進歩によって発電効率が良くなっていることに加えて、小さい屋根でも設置することができるようになったので、長い目で見ると以前よりも今の方が太陽光発電はお得になっていると考えられます。
いずれ固定買取期間が終了するとしても、蓄電池との併用によって光熱費の削減を継続できるというメリットはずっと続くので、思っているよりも心配する必要はないと思います。
コメント